アルジェリアを旅行したときにさんざ食べましたが、「フィグ・ドゥ・バルバル」と呼んでました。フランスでは「バルバリ」ですね。そしてこれは多摩市。白い壁に映えることったら。まだ実は熟れてませんが。けっこう種が多くてねぇ。食べ過ぎるとお腹が痛くなると脅されて、あとで単語を調べたら「腸閉塞」だとか言われてました。
Les Figue de Barbarie
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ホワイトアスパラ (ゆで時間10~15分) 状態から日光を当ててグリーンアスパラ(ゆで時間1~2分)に仕立てた場合、硬さはどうなるか試した人はいらっしゃいませんかね。
自分でも訳がわかりませんが、最近養蜂を始めました。そう、ミツバチを飼い始めました。Birds and Beesのハチのほうです。ミツバチの飼育というと何となく素敵なイメージがあります。仕事で世界中を飛び回っていたときも、各地でかならずハチミツを購入していました。そのその国の花の蜜を食らうことで、その土地のナニカを得たような気になれるもので、海外旅行のお土産にハチミツというのは個人的には定番ですし、我が家にはまだ封を切っていないハチミツがたくさんストックされています。ブライアン・ウィルソンは「あの娘の野生の蜂蜜を食べちゃうぞ」とか歌っていましたが、つまりは欲望の象徴とされるのがハチミツの常です。 今回、養蜂を始めたきっかけといっても、自分でとっ捕まえた群をDIYで作った巣箱に放り込んだだけなので、お金はほどんどかけていませんが、「いきものを飼う」ことの責任と「ペットではない」ことの責任は意外なほど自分の行動を変えました。 というのも、まだ飼い始めて一カ月ですが、とにかく生き物を殺しまくっています。 ミツバチの巣箱を襲うスズメバチ、いままではビビって逃げ回っていましたが、今じゃとっ捕まえてバンバン踏みつぶしています。キイロスズメバチはもちろん、オオスズメバチまで。今の時期だと女王蜂しか居ないとは思いますが、とにかくあの重低音の効いた羽音にはいつもビビッてました。オオスズメバチは藤の花が大好きで、阿佐ヶ谷で玄関に咲かせていたときは、怖くて家に入れないなんてことも何度かありました。 巣箱に住み着こうと目論むアリたちも、最初は気にしていなかったのですが、雨が続いてふと見ると巣箱の屋根に巣を形成しつつあり、慌てて卵もろとも殺しました。ガスバーナー最強! とかそういうえげつない手段です。 そして今日は雄ミツバチの蛹を大量に始末しました。捕獲したのは西洋ミツバチと日本ミツバチと二群あるのですが、その西洋ミツバチの捕獲には少し難がありトラブルが発生しました。 ミツバチの分蜂の捕獲というのは宝くじみたいなもので、ほぼ「運」だけがものを言いますが、いざ捕獲したものの、これが西洋ミツバチでした。ところが日本ミツバチの巣箱しか持っておらず、とりあえず日本ミツバチの巣箱に放り込んだのがトラブルの原因でした。ご近所の養蜂家さんに西洋の巣箱をお借りして、そちらに移し替えたのですが、どうしても日本ミツバチの巣箱に戻ってしまう群れと、新しい西洋の巣箱に移動した群れと二つに分かれてしまいました。 その結果が巣箱の地面に広がる大量虐殺の跡です。 蜂の群れは、群れに女王が居ないと、働きバチが勝手に産卵を始めてしまうものです。そして働きバチというのは交尾をしたことがないので、無精生殖で産み付けた卵は必ず雄になります。雄しか産まれません。放っておくと、雄が大量発生して群れは崩壊します。 ご存知の方も多いと思いますが、ミツバチの雄と言うのは「働いたら負け」を地で行くニートです。エサを集めにも行きませんし、産卵管もないので、蜂なのに針すら持っていません。蜂のように刺せないハチ、そんな雄バチの役割は女王との交尾だけ。交尾は飛行しながらするのですが、した途端に死にます(!)。場合によっては飛行する女王の尻に刺さったまま死に、直後にチンコがもげたりもするらしいです。チンコだけになっても精子を送り込み続けるらしいですが。なかなか壮絶です。 つまり、大量のニートを作ってしまったのです。働きバチ(すべて雌)が集めてきた大量の花粉と蜜を数十日たらふく食って、卵から孵化して成長し蛹になり、立派なニートに羽化します。その結果、ぜんぜん巣箱に蜜とか花粉とか溜まってないんですね、酷い話。今日あたりから羽化する計算だったので、ギリギリになりましたが処置しました。具体的な方法はあえて書きませんが、The Texas Chain Saw Massacreですわ。しばらくうどんが食えそうにないです。