Category Archive: 音楽

ちょっといい話

ちょっといい話

@福生バナナハウス Ahh! Folly Jetのニューシングルとアナログ再発で、Record People Magazineのライター松永さんとの対談を撮影したり、ライブを撮影したりと久々に高井と一緒の時間を過ごしましたが、「ギターを弾くふり」の手ぶり身ぶりが学生時代とまったく変わってなくて「あー」とか思いつつ撮ってました。 上記リンクの「Ahh! Folly Jetを作ったレコードたち」に少しだけ登場させてもらったので少し書き留めておこうと思います。大学で出会ったものの、会うのはほとんど押上で、高井が大学を辞めてマニュエラ初代店長になってからは高円寺で、という感じで大学ではほぼ接点がありませんでした。それでもまあ学生らしく自家用車で引越しをしたり、それを手伝ったりするわけですが、当時乗っていたのが70カローラバンで、荷物を満載した車中で高井は助手席でウクレレ弾いたりして「やりたくない」感を全身でアピールしてたのは今思い出してもイラつきます。 当時は京浜通信やMANUERAといったフリーペーパーの編集をしたり、マニュエラで店番したり値付けしたり、LAに買い付けに行ったりbounceで原稿を書いたりと、どちらかと言うと音楽系ライター/編集者寄りの将来を描いてました。 ところが資料や文献を当たったり裏を取ったりする手間に加えてあまりにも遅筆なのに絶望し、これじゃ食っていけないと手離れの良い仕事は何かと考え、写真に転向した結果、ポツポツと音楽系の仕事を貰えるようになり現在に至ります。中3ぐらいから女の子のエッチなポートレートばかり撮っていたので、今考えると順当だったのかもしれません。マニュエラを辞めて何も考えずにステータスを写真に全振りした結果、カメラマンの専属アシスタントを経てすぐ独立、富ヶ谷に事務所を構えてカラープリントの沼に嵌まり、暇さえあればひたすら暗室に篭る日々を送り、高井はもちろん京浜やマニュエラといった音楽畑から疎遠になるわけです。こうして久々に「何か一緒にやる」のもほんと20年ぶり、実は「Abandoned Songs…」も発売から1年ぐらい経ってから聞いたぐらいのもので、当時のレコ発ライプには行った覚えがありません。

 

バットの中に沈むdo

バットの中に沈むdo

サルベージしたデータの中にあった一コマ。2006年? 懐かしい。 暗室の水洗バットの中に沈む四ツの紙焼きを何故かデジカメで撮っていました。 その上ファイル名がDSCNなのでニコン。はて。レビュー用の貸与品で撮ったのだろうけど。 そしてプロセッサーcp-31のモーターが逝った。ヤバイ。

 

Glensmith family in France

Glensmith family in France

glensmith 2nd album グレンスミス家、イギリスからフランスへ。萩尾望都的にはドイツですが、細かいことは気にしない。 2nd albumが8月20日に発売です。 ジャケの写真はオンフルールというフランスの港町にある、海のそばの廃墟になった馬小屋です。 子供のころ、この家の2階に住んでいました。その頃はもう既に馬小屋ではなく、 1階の馬房にはビリヤード台、それもポケットの無いやつがドンと地面に置かれていました。 この建物の二階、というか屋根裏に部屋が3つあり、短い間ですが、そこに家族で住んでおりました。 窓には真っ赤なゼラニウムの鉢がずらりと並んで壮観だったのをよく覚えています。 この建物のある敷地には、大きな母屋があって、朝食はその建物の1階の食堂で食べていました。 そちらのほうは現在はマナーハウスになっており、泊まることもできますので、 旅行でモン・サン・ミッシェルに行った帰りに泊まるとか、ジベルニーからちょっと足を伸ばすとか、 そんな感じで行ってみてはいかがでしょうか。オンフルールは鄙びた港町で、ココ・シャネルの 映画でも疎開地として描かれてました。 お隣の街、ドーヴィルは高級リゾート地として知られていますが、こちらはいい感じに鄙びていて 長期滞在には最適です。 メキシコ西海岸に行った時も、超高級リゾート、イスタパの隣の鄙びた田舎町、シワタネホに 長いこと滞在しましたが、それぐらいの温度が性に合っているようです。   ホテルはこちら。 Le Manoir des Impressionnistes

 

Alejandra Quesada 2013 spring summer

Alejandra Quesada 2013 spring summer

  Vogue.mxやNylonTVでもすでにメキシコのファッションウィークのショーが公開されているのでこちらも公開。コレクションに先立って日本で撮り下ろしのAlejandra Quesadaの2013春夏の衣装を使った作品撮り動画です。今期はメキシコのPedro Friedebergというアーティストのオマージュでプリント柄が統一されています。日本での展示会でも彼の絵が2点飾られていました。 曲は、アレハンドラの朋友、Natalia Lafourcadeの今年の作品で、こちらもメキシコの音楽家、アグスティン・ララへのオマージュで、Farolito(街灯)という曲。なんと男の人の声はGilbert Gil。よくジョアン・ジルベルトが演奏していますが、ブラジルでなくメキシコの曲なのでした。アグスティン・ララはキャバレー出身でラジオ・CMなどに曲を書いていた割とコマーシャル寄りの人で、700曲以上も書き下ろした多作の人。平岡精二とかそんな感じかと思ったら、頬に傷持つ細身の色男。頬の傷は、キャバレー時代に意中の女性に曲を贈ったのが元で、とかなんとか。次にメキシコに行ったときは、マリアッチにこの曲をお願いしようかと思います。人けのない通りを照らす街灯、その下を訪れた男女の物語をただ照らす、そんな歌です。 映像中で使われている三月鼠はチアパスのぬいぐるみ。こういうフェルトのぬいぐるみは時々干したり、防虫剤と一緒に密封するとかしないと、それはもう、大変なことに・・・・なりますよね。

 

ミドリカワ書房を聞きながら

ミドリカワ書房を聞きながら

ミドリカワ書房アー写。サンダル履きに手には植木バサミ、真夏の日差しを鬱陶しそうに我が家の玄関先で。蚊取り線香の煙立つ力の抜けたカット。よく見てもほとんどそういうのはわかりませんが。 この年の夏、台風でこの玄関の瓦が吹っ飛びました。

 

Takamasa Aoki

Takamasa Aoki

「ミュージシャンと建築」シリーズより。64年代に原宿に建てられたモダンな「ビラ」シリーズのひとつにて、青木孝允と。 撮影した頃はこんなサイトは無くて、国会図書館で古い「新建築」誌を読み漁ってロケーションを探してました。

 

Music and Architect

Music and Architect

「ミュージシャンと建築」シリーズ初期作品・竹村延和氏。池袋にあった某インキメーカーの本社ビルにて。70年代後期、宇宙船のような空間。残念ながら今はどうなっているか判りません。

 

YUKI

YUKI

だいぶ前のものですがハローグッバイのときのYUKIちゃんアー写。

 

8 movies

8 movies

スネオヘアーの初期作品集DVDのパッケージ。「自問自答」のPV撮影の時に撮影したけど、このDVDにはなぜか収録されてない。